高齢者がいる家庭で温度計センサーを設置するメリット

昨今は、世界各地で地球温暖化の影響が顕著にあらわれています。

日本の場合だと夏の最高気温が35度以上を記録する日々が続き、ニュースや新聞ではエアコンを使って適切な温度管理をする注意さえなされるほどです。今やエアコンは生活必需品となっており、ほとんどのご家庭で1台以上は備わっているものです。暑いを感じればエアコンを作動させて、室温を適切な温度にまで下げればいいのですが、それがおこなえるのは健康で若い年代の方だからです。夏場に熱中症を患って救急搬送された方は2019年8月だけで、約120万人にのぼりました。

このうち65歳以上の高齢者が約69%を占めており、高齢になるほど暑いと感じる機能が低下していることが伺えます。高齢者だけでなく神経が未発達な幼児にも言えることで、この年代の家族がいるご家庭では温度計センサーを設置するのが好ましいです。温度計センサーとは赤外線を使用して室温を観察し、設定温度を上回ると音を鳴らして知らせてくれる機器です。

家電量販店で1個2980円前後で販売されており、温度計としても活用できるので1家に1台置いておくといいでしょう。現在はエアコンにも温度計センサーを内蔵している機種もあって、この場合は設定温度を上回ると自動でエアコンを作動させることが可能です。高齢の方を夏の暑さから守るには、客観的に気温を観測するデジタル機器を有効活用するのが理想的です。購入しやすい機器でもあり、若い世代の方が機器の設定をして、効率良く使えるようにするといいでしょう。

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