湿度計の利用とセンサーのしくみ

湿度計はどのような場所で使用されているかというと、食品倉庫での製品の管理に使われています。

湿度を1時間ごとに記録して管理し、製品の向上とリスクを管理するのに役に立っています。ワイン蔵では湿度と温度管理が大切で、生きているものは快適な湿度に庫内を保たないと味や風味が落ちてしまいます。医療機関や介護施設などでは湿度と温度を計測して記録におとしているところもあり、インフルエンザのウイルスやノロウイルスは空気が乾燥していると風や対流により飛散し、次々と感染してしまいます。湿度計は自動で記録をする機械も販売していて、コンピューターと連動して記録に残してくれるものもありますので、仕事の手間も省けます。

湿度計のセンサーの仕組みはどうなっているかというと、大きく分けて2つの方式があり、デジタル式とバイメタル方式があります。デジタル式は、乾湿剤に電極が通してあり湿度が上昇すると電気が流れやすくなり、逆に低下すると電気が流れにくくなります。その抵抗を利用して計測をします。

バイメタル方式では、ゼンマイの巻き戻しにより計測する物です。金属に異なる乾湿材を貼り合わせて伸び縮みで針が動き湿度がわかるものです。加湿器と湿度計のセンサーの仕組みにより少し違う値が出てしまうことがありますが、センサーの方法の違いによるものなので心配しない方が良いでしょう。正確に計測したい場合は、デジタル式のものも販売されています。耐用年数は一般に3から5年が目安です。

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