センサー機能が搭載された湿度計を、コンピュータールームに設置すれば、より安全にマシンを運用していけます。
機械製品は全般的に、湿気に弱いです。スマートフォンやタブレットが水没すれば、あっという間に故障する事と同じです。激しい湿気はコンピューターの安定的な動作を阻害し、湿度が高くなり過ぎると故障の原因になります。オフィスが置かれた環境によっては、雨季以外でも高温多湿な状態になり、何日も雨が降り続いたり、台風が到来すると機械にとって良くないコンディションです。コンピュータールームにセンサー機能つきの湿度計があれば、推奨される湿度を超えた時点で警告音がなったり、システムの管理者のもとに通知が届きます。
湿度計のセンサーが随時、環境のモニタリングを代行してくれる上、即異変を知らせてくれるので、大事なサーバーやハードディスクに被害が及ぶ前に担当者が空調をコントロールしたり、除湿器を準備出来るのです。雨による湿気もコンピューターにとって有害ですが、いわゆる結露もまた怖いリスクとなり得ます。冬場に発生しやすく、外気温と室温に差が生じると結露が窓際で生じます。
直接コンピューターやサーバーが結露で濡れなくても、窓辺で大量の水滴が発生すれば高湿度な状態になりますので、センサーつきの湿度計によるモニタリングが冬場でも重要です。また冬季は高湿度よりも乾燥の方が怖い事もあり、コンピュータールームが乾燥し過ぎると静電気発生の危険が増えます。静電気は一瞬で電子機器を故障させる危険があり、センサーつきの湿度計による危機管理がここでも大事です。